JVCが車載インフォテイメント製品でQNX Neutrino OS を採用

QNX ソフトウエア システムズは本日、消費者向けオーディオ ビデオ製品の世界的大手であるJVCが、同社の新製品DVDプレイヤーおよびモニタで、QNX Neutrino リアルタイム オペレーティング システムを採用したことを発表しました。

自動車用アフターマーケット製品であるJVCの最新インフォテイメント デバイスは、「デュアル ゾーン機能」を搭載、フロントシートとバックシートの同時操作機能、取り外し可能モニタ、5.1チャネル オーディオ システムを特徴としています。JVCでは、ハイ パフォーマンス組込みウィンドウ システム、コード生成アプリケーション ビルダ、カスタマイズが簡単なユーザー インターフェイス制御、進んだ複数言語サポートなど、QNXの最新ソフトウエアを活用し、高い信頼性と自動車クラスのパフォーマンスを実現しました。

「JVCとQNXは、共に次世代車載インフォテイメント製品を構築し、より柔軟で快適な車内情報娯楽システムを消費者に提供していきます。」と、日本ビクター株式会社、AV&マルチメディアカンパニー、カーエレクトロニクスカテゴリー長の前田信夫氏は語っています。「今日構築されるインフォテイメント システムは、信頼性が高く、また、アーキテクチャが柔軟でなければなりません。非常に高いレベルの柔軟性と信頼性をリアルタイム オペレーティング システムで提供できるのはQNXだけであり、自動車市場が要求する将来的なデマンドに対応できるアプリケーションの生産が可能となります。」

JVCエンジニアにとって、迅速なアプリケーション開発

QNX Momentics のアプリケーション ビルダにより、JVCのエンジニアは、時間のかかる作業を削減し、品質設計に集中することができました。例えば、アプリケーション ビルダの使用により、コードを一行も記述せずに、フル機能のユーザー インターフェイス作成が可能となりました。また、同アプリケーション ビルダは、カスタマイズが簡単なユーザー制御パーツの豊富なパレットや、単一のアプリケーション バイナリで複数の外国語をサポートできる言語エディタを備えています。

JVCでの開発時間短縮を実現したその他のQNX機能として、高速メッセージ パッシングがあります。これにより、デバイスの複数ソフトウエア プログラムの同期が容易になりました。また、完全POSIXサポートにより、UnixやLinuxの経験があるエンジニアは、すぐにQNX環境で作業ができるようになりました。

「消費者向けオーディオ&ビデオ製品開発の世界的大手であるJVCの新しいDVDレシーバとモニタに採用されたことを、QNXはたいへん光栄に思っています」とQNX のダン・ドッジ CEOは述べています。「テレマティクス市場は、2005年にかつてない成長が見込まれており、QNXでは、最先端を担うJVCのような企業が、柔軟性と信頼性に優れた製品で市場を活性化していく手助けをしていきます。」

製品情報

DVDレシーバおよびモニタは、現在、欧州(モデル名KD-AV 7001)、アジア(モデル名KD-AV 7005)および日本(モデル名KD-PAV 7000)で出荷されています。米国では、2005年初旬に出荷が開始される予定です(モデル名KD-AV 7010)。

JVCについて

JVCは、最新のオーディオ、ビデオ、および関連ソフトウエアの世界的な開発メーカーです。JVC開発のVHSビデオカセット レコーダに代表される豊かな技術経験に基づき、同社はマルチメディア時代にふさわしいソリューションの提供に向け邁進しています。21世紀のオーディオ&ビジュアル業界の最前線で活躍すべく、JVCは、魅力的でコストエフェクティブな製品の開発にリソースを当てています。

QNXソフトウエア システムズについて

QNX ソフトウエア システムズは、リアルタイム マイクロカーネルオペレーティング システム技術のグローバルリーダーであり、世界中に何百万件というインストール実績があります。ネットワーキング、オートモーティブ、医療、軍事、産業オートメーションといった市場において、シスコ、ダイムラークライスラー、ハリス、パナソニック、シーメンス、ジェネラルエレクトリックなどの企業が非常に信頼性の高いシステムの構築基盤としてQNXの技術を使用しています。QNXソフトウエアシステムズは1980年に設立され、北米、欧州、アジアで事業を展開しています。 http://www.qnx.co.jp をご覧ください。