Eclipse CDT、活性化と優先課題の設定

2005年11月21日 オタワ

Eclipse Foundation を代表しC/C++ 開発ツール (CDT) プロジェクトを先導するQNX ソフトウエア システムズは、先月開催された CDT Contributors Summit にて支援メンバーたちが設定した開発目標を発表しました。

CDT チームは、改善されたビルド管理やデバッギングなどを含む、CDT コードベースの次回リリースのための優先課題数点に合意しました。PDOM (Persisted Document Object Model) と呼ばれる新たなインデクサも、システムのパフォーマンスの向上に向けて開発されることになっています。さらにチームは、ベンダが、より細かいコンポーネント化、またより簡潔なAPI の文書化を通して、CDTフレームワークをベースにした商用リリースの構築がさらに容易になるよう取り組んでいきます。

サミットでは、CDT と他の Eclipse プロジェクト間の交流を促進するという重要な目標も達成されました。ツール プラットフォーム デバイス プロジェクトやデバイス ソフトウェア開発プラットフォーム (DSDP) プロジェクト、さらに Photran や Parallel Tools のプロジェクト担当者たちは、プロジェクト間でのサードパーティの統合やツールの移植がもっと容易になるように、CDT との統合についても協議しました。

この3日間の会議には、C/C++ 開発ツール関係者のエコシステム全体、特に組み込みや Linux 開発コミュニティのエコシステムを代表する20 以上もの企業が参加しました。商用OSやツール ベンダ、エンドユーザー、さらにはサードパーティの「プラグイン」あるいは付加価値パートナーが出席し、北米各地やヨーロッパからも代表が集まりました。

「CDTプロジェクトは成熟しつつあり、この会議にこういった幅広い層の企業が参加するというのは、つまり、CDT がツールベンダ及びユーザの開発システムそれぞれにおいて重要な役割を果たしているということなのです。」と、CDT プロジェクトリーダのダグ シェファーは語ります。「我々は、C 及びC++ ツール向けの世界共通の開発プラットフォームを_提供していくにあたり、今後も変わらぬ成功を収めていくものと期待しています。」


参加企業:

CDT Contributor Summit への参加企業は以下の通りです。 ― アルテラ、シスコ、ENEA、エリクソン、Etnua、フリースケール、IBM、Innoopract、インテル、Los Alamos、メンターグラフィックス、モンタビスタ、ノキア、QNX ソフトウエア システムズ、シーメンス、Symbian、テキサス インスツルメンツ、Tensilica、UIUC、ウインドリバー


Eclipse について:

Eclipse は、ソフトウェア構築のための拡張可能な開発プラットフォームやアプリケーション フレームワークを提供することに焦点を当てたプロジェクトを行うオープンソースコミュニティです。Eclipse は、モデリング支援、JavaやC/C++ その他を対象とした言語開発環境、テストや実行、ビジネス インテリジェンス、リッチ クライアント アプリケーション、組み込み開発など、ソフトウェア開発のライフサイクルを網羅する拡張可能なツールやフレームワークを提供します。主要な技術ベンダ、革新的な新興企業、大学や研究機関、個人の大規模で活気あふれるエコシステムが、Eclipse のプラットフォームを拡張、保管、支援します。


QNX ソフトウエア システムズについて:

ハーマン インターナショナルの一員であるQNX ソフトウエア システムズは、リアルタイム組み込み OS 技術における業界リーダーです。QNX® Neutrino® RTOS と QNX Momentics® 開発スイートのコンポーネント ベースのアーキテクチャは、共に、革新的で高性能の組み込みシステムを構築するための、業界において最も信頼性が高くスケーラビリティのあるフレームワークを提供します。シスコ、ダイムラー クライスラー、ゼネラル エレクトリック、ロッキード マーティン、シーメンスといった世界のリーダーたちが、ネットワーク ルータ、医療機器、車両テレマテックス ユニット、安全保障及び防衛システム、産業ロボティックスその他の、ミッション クリティカルで、時には生命にもかかわるようなアプリケーションにおいてQNXの技術に依存しています。1980年に設立されたQNX ソフトウエア システムズは、カナダのオタワに本社を置き、世界100カ国以上で製品を販売しています。