画期的なアダプティブ パーティショニング ソリューションの導入

2006年2月14日 ニュールンベルグ

革新的な組み込みオペレーティング システムと設計ツールにおいてリードする QNX ソフトウエア システムズは、本日、CPU リソースを最大化するための柔軟性を備えつつ、開発者がソフトウェア アプリケーション周辺に強固かつ安全なコンパートメントを構築するのを可能にする画期的な新オペレーティング システムの拡張を発表しました。組み込み業界初の、この新たな QXN® Neutrino® アダプティブ パーティショニング技術は、組み込み設計者に、安全性を強化するためのリソースの確保と、最大限のパフォーマンスを行うための CPU のフル活用という両長所をもたらします。

QNX の新アダプティブ パーティショニング ソリューションの要の1つは、システムが過度にロードされている時に、パーティションされたアプリケーション用に CPU の時間を保証するパテント ペンディング スケジューラです。これまでの柔軟性のない固定されたパーティショニングとは異なり、QNX Neutrino アダプティブ パーティショニングは、リソースを、満載状態ではないパーティションから、さらに処理時間を要するパーティションへと動的に再び割り当てることができるのです。これによって CPU の利用が増大し、全般的により高度なパフォーマンスが提供されることになります。

「ソフトウェアはあまりにも急速に複雑化しているため、システム リソースを明確に効率よくパーティションする手段がないと、組み込み設計者は克服不可能な課題に直面することになります。」と QNX ソフトウエア システムズのダン ドッジ CEO は語ります。「我々のアダプティブ パーティショニング技術は、現在の限定的なソフトウェア パーティショニングの概念を取り上げ、それを劇的に向上させることで、組み込み設計者の求める知的で柔軟なハードウェアの最大化を行いつつ、顧客の求める安全性とリアルタイムを保証するのです。」  

QNX Neutrino アダプティブ パーティショニング技術は、QNX Neutrino リアルタイム オペレーティング システムの拡張です。これは、防衛アプリケーション、ハイ スピード テレコミュニケーション、産業制御システム、車載コンピューティング デバイスなどの安全な操作と保証された応答時間を要求する組み込み設計にとって、理想的です。

使いやすさとアプリケーションの移植性を最大化するために、アダプティブ パーティショニングは業界スタンダードの POSIX API を使用し、組み込み開発者が今日用いるのと全く同じタスク優先順位付けスキームの使用を可能にします。既存の POSIX/ QNX Neutrino のアプリケーションは、再コード化や再設計なしに、QNX アダプティブ パーティショニングからメリットを受けることができます。


製品の詳細と入手方法:

現在、QNX Neutrino アダプティブ パーティショニング技術開発キット(Technology Development Kit: TDK)はベータ版で入手可能であり、商用版は2006年第2四半期に入手可能となる予定です。TDK は、アダプティブ パーティショニング可能な QNX Neutrino のカーネル、機器搭載したアダプティブ パーティショニング可能な QNX Neutrino のカーネル、さらに製品説明書一式を完備しています。


QNX ソフトウエア システムについて:

ハーマン インターナショナルの一員であるQNX ソフトウエア システムズは、リアルタイム組み込み OS 技術における業界リーダーです。QNX Neutrino RTOS と QNX Momentics® 開発スイートのコンポーネント ベースのアーキテクチャは、共に、革新的で高性能の組み込みシステムを構築するための、業界において最も信頼性が高くスケーラビリティのあるフレームワークを提供します。シスコ、ダイムラー クライスラー、ゼネラル エレクトリック、ロッキード マーティン、シーメンスといった世界のリーダーたちが、ネットワーク ルータ、医療機器、車両テレマテックス ユニット、安全保障及び防衛システム、産業ロボティックスその他の、ミッション クリティカルで、時には生命にもかかわるようなアプリケーションにおいて QNX の技術に依存しています。1980年に設立された QNX ソフトウエア システムズは、カナダのオタワに本社を置き、世界100カ国以上で製品を販売しています。