ルノー サムソン モーターズ、QNX を採用

2006年5月15日 オタワ

車載テレマティックスとインフォテインメント市場向けのオペレーティング システムおよびミドルウェアにおける世界的なリーダーである QNX ソフトウエア システムズは、ルノー サムソン モーターズが同社の SM7 に搭載する新しいインフォテインメント システムに QNX® Neutrino® RTOS が採用されたことを発表しました。

INS-700 と呼ばれるこの新システムは、テレマティックス (3D ナビゲーション、交通情報)、車両のデバイス制御 (エアコン、カー オーディオ、燃費、エンジン制御ユニットの監視)、デジタル マルチメディア ブロードキャスト (DMB) の受信、マルチメディアの再生 (MP3、WMA、ビデオなど) そしてリア シート エンタテインメントなどの多様なサービスを提供します。INS-700 は韓国で販売が開始されています。

ルノー サムソン モーターズのプログラム ディレクターである Joong-Hee Kim 氏は「QNX Neutrino RTOS は INS-700 に非常に高い信頼性とパフォーマンスをもたらします。まさにこれらの資質によって、ルノー サムソン モーターズは韓国市場で最も急速に成長を遂げている自動車メーカーとなったのです。」と語っています。「加えて QNX ソフトウエア システムズ社は、われわれが INS-700 システムを予定通りに出荷するために必要としていた優れたテクニカル サポートを提供することで、自社の技術と同じく信頼性の高い会社であることを証明してくれました。」

QNX の CEO ダン ドッジ氏は「ルノー サムソン モーターズは韓国市場を魅了しており、われわれとしても QNX の技術が最も人気のある SM7 モデルに採用されたことに興奮しています。」と述べました。「北米から欧州そして環太平洋地域まで、QNX は車載テレマティックスとインフォテインメント向けのオペレーティング システムの主要な供給元となりました。自動車関連のお客様に革新的でスケーラブル、スタンダード ベース、そして何よりも信頼性が極めて高い技術を常に提供し続けることでこうした成功を収めたのです。」


QNX と車載インフォテインメント

ハンズフリー携帯電話キットからハイエンドのマルチメディア、ナビゲーション システムなど数々のテレマティックスおよびインフォテインメント製品に、世界中で 140 以上の車種が QNX のソフトウェア技術を使用しています。信頼性が極めて高い QNX Neutrino RTOS のみでなく、QNX ソフトウエア システムズは、ナビゲーション ディスプレイ用のアドバンスト 3D/2D グラフィックス、超高速の起動時間を実現するインスタント オン技術、組み込み Web ブラウザ、マルチメディア フレームワーク、耐障害性のあるファイル システム、自動車市場に最適化されたその他さまざまな技術を提供しています。


ルノー サムソン モーターズについて

ルノーがサムソン グループの自動車部門を買収し、欧州自動車メーカーとして初めて韓国で事業活動を確立した 2000 年に設立されました。ルノー サムソン モーターズは、急速に拡大しつつある販売網と韓国市場に合わせた製品ラインのおかげで、韓国において中型セダンでは市場第二位にあります。同社は新たな製品ライン、最新式の生産施設、および最新鋭の研究開発センターなど数々の資産を誇っています。


QNX ソフトウエア システムについて

ハーマン インターナショナルの一員である QNX ソフトウエア システムズは、リアルタイム組み込み OS 技術における業界リーダーです。QNX Neutrino® RTOS と QNX Momentics® 開発スイートのコンポーネント ベースのアーキテクチャは、共に、革新的で高性能の組み込みシステムを構築するための、業界において最も信頼性が高くスケーラビリティのあるフレームワークを提供します。シスコ、ダイムラー クライスラー、ゼネラル エレクトリック、ロッキード マーティン、シーメンスといった世界のリーダーたちが、ネットワーク ルータ、医療機器、車両テレマティックス ユニット、安全保障及び防衛システム、産業ロボティックスその他の、ミッション クリティカルで、時には生命にもかかわるようなアプリケーションにおいて QNX の技術に依存しています。1980 年に設立された QNX ソフトウエア システムズは、カナダのオタワに本社を置き、世界 100 カ国以上で製品を販売しています。