裕隆日産 (Yulon Nissan)、台湾で次世代テレマティクス システムに QNX を採用

2006 年 8 月 29 日 (オタワ)

車載テレマティクスおよびインフォテインメント市場向けオペレーティング システムとミドルウェアの世界的なリーダーである QNX ソフトウエア システムズは本日、台湾の裕隆日産汽車の車両が搭載する次世代 TOBE テレマティックス システムの開発において、裕隆日産と同社のパートナーであるSin Etke Technology Co. Ltd およびフリースケール セミコンダクタと協力していくことを発表しました。

この次世代システムは、リアルタイム情報、ニュースや天気予報、割引の案内、飛行機やホテルの予約、POI 情報、道路情報、路上支援、速度超過警告、レッカー移動警告、統合 GSM ハンズフリー モジュール、盗難車両追跡機能、衝突の報告、車両デバイスの制御 (エアコン、カー オーディオ、燃費)、接客サービス、さらに今後発表されるその他のサービスを提供します。新システムはまもなく市場に導入される予定です。

裕隆日産技術センターの統括マネージャ Cheng-Hung Huang 氏は、「QNX Neutrino RTOS の類まれな信頼性とパフォーマンスは、我々が次世代TOBE 製品を開発する上で最も重視した点です。信頼性やパフォーマンスといった特性は、裕隆日産汽車が台湾の自動車市場でトップ イノベータとしての地位築いていく上で重視してきた点と同じなのです」と語っています。「さらに QNX ソフトウエア システムズは、世界中の自動車 OEM プログラムにおいて証明済みの優先的位置を築いており、最新の車載エレクトロニクスで将来的な新技術を実現する上で必要なプラットフォームを我々に提供してくれます。」

QNX ソフトウエア システムズ CEO のダン ドッジ氏は「裕隆日産は台湾市場において、自動車分野での進歩が知られており、同社の取り組みをさらに推進していく上で QNX の技術とノウハウを貢献できてうれしく思います」と述べています。「北米から欧州、環太平洋まで、QNX は車載テレマティックスとインフォテインメントにおけるオペレーティング システムの主要プロバイダとしての地位を獲得しました。この成功は、自動車分野のお客様に対して革新的でスケーラブル、スタンダード ベース、そして何よりも信頼性が極めて高い技術を一貫して提供することで成し遂げられたものです。」

QNX と車載インフォテインメント

世界中で140 を超える自動車モデルが、ハンズフリー携帯電話キットからハイエンドのマルチメディアおよびナビゲーション システムに至るまで数々のテレマティックスおよびインフォテインメント製品に QNX ソフトウエア技術を取り入れています。信頼性が極めて高い QNX Neutrino RTOS の他に、QNX ソフトウエア システムズは、超高速起動を実現するインスタント オン技術、ナビゲーションのディスプレイ用の高度な 2D/3D グラフィックス、組み込み Web ブラウザ、マルチメディア フレームワーク、耐障害性のあるファイル システム、さらに自動車市場向けに最適化された様々な技術を提供しています。

裕隆日産汽車について

1953 年設立の裕隆自動車は台湾の自動車市場で占有率第三位です。亞洲技術中心 (Yulon Asia Technology Center (YATC)) を通じて裕隆日産汽車は、設計、研究および製造面で日産を支援しており、中国本土の自動車市場における日産の操業を見越して協力しています。裕隆日産汽車は 2002 年 6 月に TOBE “Enrich Your Life” サービスを開始しました。これは裕隆日産が台湾で販売する新車のほとんどに搭載されています。

QNX ソフトウエア システムズについて

ハーマン インターナショナル (NYSE: HAR) の一員である QNX ソフトウエア システムズは、リアルタイムの組み込み OS 技術の業界リーダーです。QNX® Neutrino® RTOS のコンポーネント ベースのアーキテクチャと QNX Momentics® 開発スイートは、革新的かつ高性能の組み込みシステムを構築するために、業界で最も信頼性が高いスケーラブルなフレームワークを提供しています。シスコ、ダイムラークライスラー、ゼネラル エレクトリック、ロッキード マーチン、シーメンスなどの世界的なリーダーは、ネットワーク ルーター、医療器具、車載テレマティックス ユニット、警備防衛システム、産業ロボティックス、その他のミッションまたはライフ クリティカルなアプリケーションで QNX の技術に依存しています。1980 年設立の QNX ソフトウエア システムズはカナダのオタワ市に本社を置き、世界 100 ヶ国以上に製品を出荷しています。