QNX が自動車向けハードウエア プラットフォームのサポートを拡大

2009年 4 月 22 日 オタワ - 自動車市場向けのオペレーティング システムとミドルウエアのグローバル リーダーである QNX ソフトウエア システムズは、複数の自動車向けレファレンス ボードと開発プラットフォームに対応するボード サポート パッケージ(BSP)を発表しました。 Freescale、Fujitsu、Intel、Renesas、Texas Instruments その他のプラットフォームに対する幅広いサポートに基づき、以下の新規 BSPが QNX® Neutrino® RTOS 6.4 で追加されました。

  • Freescale — MPC5121E、i.MX25 ADS、i.MX31 ADS、 i.MX35 ADS
  • Renesas — SH7723-EVM、SH7786-EVM
  • Texas Instruments — Jacinto

上記BSPは、現在、QNX コミュニティ ウェブ ポータル Foundry27 からダウンロードすることができます。 QNX BSP の最新全リストおよび特定 BSP の商用でのご利用については、Foundry27 の BSP および ドライバの wiki をご覧ください。

ほかのQNX ソフトウエア製品と同様、QNX の自動車向け BSP は、Foundry27 ウェブ ポータルで公開開発が行なわれています。このため、開発者には、すべての最新 BSP コード アップデートと改善点への即時アクセスが提供されます。また、Foundry27 BSP Project Wiki では、フォーラムに参加し、QNX ソフトウエア システムズの BSP 開発者と直接対話する機会も提供されています。

QNX のオートモーティブ BSP は、QNX が自動車サプライヤを対象に生産プロトタイピングの効率化とエンジニアリング コストの削減を目的として開発したイノベーティブなプログラム、QNX CAR の主要コンポーネントでもあります。

QNX Neutrino RTOS は、ハードなリアルタイム機能と耐障害性を備えたマイクロカーネル アーキテクチャにより、多くの自動車メーカーおよびサプライヤに採用され、ほかのすべての OS プラットフォームをあわせたよりも多くの実績数を誇っています。QNX BSP のデバイス ドライバはマイクロカーネル アーキテクチャを活用し、QNX Neutrino カーネルの外側で、メモリ保護されたユーザー空間プロセスとして実行されます。このアプローチにより、デバイス ドライバを通常のアプリケーションと同様に開発・デバッグすることが可能となります。このため、自動車メーカーやサプライヤが、既存のドライバをカスタマイズしたり、独自のドライバを開発したりする作業が簡単になります。

QNX BSP は、商用に適した Apache 2.0 ライセンスでカバーされており、制限の多い GPL ライセンスとは異なり、派生ソースコードをプライベートなものとして保持する、あるいは、協力的開発を目的として公開する自由が開発者に提供されます。

QNX ソフトウエア システムズについて

ハーマン インターナショナル(NYSE: HAR)の一員である QNX ソフトウエア システムズは、リアルタイム組み込み OS 技術の業界リーダーです。 コンポーネント ベースのアーキテクチャによる QNX® Neutrino® RTOS、QNX Momentics® 開発スイート、および QNX Aviage® ミドルウエアは、業界で最も信頼性が高くスケーラブルなシステム構築プラットフォームを提供、イノベーティブかつ高性能な組み込みシステム構築を支援します。 シスコ、ダイムラー、 ゼネラル エレクトリック、ロッキード マーチン、シーメンスなどの世界的リーダーが、ネットワーク ルーター、医療器具、車載テレマティクス ユニット、警備防衛システム、産業ロボティクスその他、時には人命に関わるような基幹アプリケーションで QNX の技術に依存しています。 1980 年設立の QNX ソフトウエア システムズは、カナダのオタワ市に本社を置き、世界 100 ヶ国以上に製品を出荷しています。