QNX と Real-Time Systems がハイパーバイザ技術で提携

オタワ/ニュルンベルグ 2010年2月22日 - QNX ソフトウエア システムズと、組込み仮想化とリアルタイム ハイパーバイザ技術のリーダーである Real-Time Systems は、技術提携により、ハイパーバイザ技術とQNX® Neutrino® リアルタイム オペレーティング システムの利点を組み合わせ、顧客に提供していくことを発表しました。

最近リリースされた RTS Hypervisor 2.2 は、Windows、Linux その他のオペレーティング システムと同じハードウエアで QNX Neutrino RTOS の実行を可能にします。このハードウエア統合は、電力消費を削減するだけでなく、追加プロセッサが不要となるので、システム コストを下げることも可能となります。

このソリューションは特に、モーション制御などミッション クリティカルな機能で QNX Neutrino に依存し、レガシーHMI など、その他の機能で別の OS を使用している産業・医療市場の多くの顧客にとって便利なものとなります。ソリューションがホスト OS に依存しないので、それぞれのオペレーティング システムを別個にリブート可能であり、お互いに悪影響を及ぼしません。

RTS のハイパーバイザ環境内では、TCP/IP ベースのバーチャル ネットワークでシステム間通信が簡略化されます。Real-Time Systems の技術はまた、QNX Neutrino RTOS その他のオペレーティング システムに対するメッセージ シグナルによる割り込み(MSI)もサポートし、割り込みの矛盾を回避してシステム構成をシンプルなものにします。

「QNX Neutrino RTOS は、産業、医療その他の市場のミッション クリティカルなアプリケーションにおけるリアルタイム制御と耐障害性で知られており、当然ながら当社の技術と適合します」と Real-Time Systems GmbH のGerd Lammers CEO は述べています。「当社の顧客は、並行して使用される複数オペレーティング システムの実行を保護し、またコストや電力の削減も可能にするハイパーバイザ技術に高い関心を寄せています。」

「RTS のハイパーバイザ技術を使用すると、QNX に期待される高い耐障害性とリアルタイム パフォーマンスを維持しながら、システム コストを削減し、システム構成に必要な柔軟性を得ることができます」と、QNX ソフトウエア システムズのビジネス アライアンス マネージャである Kroy Zeviar は述べています。「さらに、Real-Time Systems が提供する OS パーティショニングは、QNX Neutrino RTOS が提供するリソース パーティショニングを補完してくれます。」

QNX ソフトウエア システムズについて

ハーマン インターナショナル (NYSE: HAR)の一員である QNX ソフトウエア システムズは、リアルタイム組み込み OS 技術の業界リーダーです。 コンポーネント ベースのアーキテクチャによる QNX® Neutrinor® RTOS、QNX Momentics® 開発スイート、および QNX Aviage® ミドルウエアは、業界で最も信頼性が高くスケーラブルなシステム構築プラットフォームを提供、イノベーティブかつ高性能な組み込みシステム構築を支援します。 シスコ、ダイムラー、 ゼネラル エレクトリック、ロッキード マーチン、シーメンスなどの世界的リーダーが、ネットワーク ルーター、医療器具、車載テレマティクス ユニット、警備防衛システム、産業ロボティクスその他、時には人命に関わるような基幹アプリケーションで QNX の技術に依存しています。 1980 年設立の QNX ソフトウエア システムズは、カナダのオタワ市に本社を置き、世界 100 ヶ国以上に製品を出荷しています。