QNX が CES で最新のコンセプトカーを展示

QNX ソフトウエア システムズ、パートナー各社と共にクラウドコネクティビティ対応コンセプトカーのポルシェ カレラを展示。スマートフォン/タブレットとの統合、HTML5 が変える車載ユーザー インターフェイスを披露

2012年1月9日 ラスベガス 2012 International CES (南ホール、ブース番号30326) - 車載テレマティクスおよびインフォテイメント市場向けソフトウエアプラットフォームのグローバル リーダーである QNX ソフトウエアシステムズは、2012 CES において、クラウドコネクティビティに対応する新しいコンセプトカーと最新の自動車向けソフトウエア技術を展示します。ワンタッチの Bluetooth ペアリングによるスマートフォン統合機能、タブレットベースの後部座席エンターテイメント、再構成が簡単なデジタル計器クラスタ、高精度ハンズフリー通信機能などが展示の見どころとなります。

同社はまた、技術パートナー各社と共に、HTML5 アプリケーションの多様な可能性を自動車メーカーに提供するQNX CARTM アプリケーション プラットフォーム最新バージョンのプレビュー展示を行います。

QNX では、以下のような各種デモを BlackBerry® ブース (南ホール30326) にて展示しています。

新規 QNX コンセプトカー — ポルシェ カレラのコンセプトカーでは、ドライバーが自身のスマートフォンを統合し、個人化されたナビゲーション、エンターテイメント、情報等、多様なサービスを車内で楽しむことができます。近距離無線通信 (Near Field Communications – NFC) を使用したワンタッチ Bluetooth ペアリングにより、個人のスマートフォンと自動車のペアリングが簡単になります。また、会話音声認識と車載システム音声制御機能により、自動車のインフォテイメント システムを簡単に、そして便利に使用することができます。

このコンセプトカーでは、タブレットと車載システムの統合がフレキシブルに実現されています。後部座席のタブレットを前部座席から制御することができ、また、どのデバイスに保存されたメディアでも、すべてのデバイスで再生することができます。QNX ソフトウエア システムズの超 HD 音声技術も搭載されており、48KHz のフルステレオ処理機能により、より明瞭で理解しやすいハンズフリー通話が可能です。

このコンセプトカーではまた、TeleCommunication Systems (TCS) ハイブリッド ナビゲーション サービス、Vlingo音声テキスト認識、マルチリンガル スピーチ エンジン、AT&T WATSON の 音声およびナチュラル言語処理エンジン、 Poynt バーチャル パーソナル アシスタント、気象情報ネットワーク アプリケーション、Pandora ストリーミング インターネット ラジオ、NoBex、Slacker、TuneIn 等、幅広いアプリケーションに対応しています。

新規 QNX CAR™ 2 リファレンス実装 — 招待客のみに公開される本デモでは、自動車向け HTML5 フレームワーク、QNX® Neutrino® リアルタイム オペレーティングシステム、パワフルなマルチメディア フレームワーク、ハンズフリーシステム向けとして受賞歴を誇る音響処理ライブラリなどを含む QNX CAR 2 アプリケーション プラットフォームの諸機能を見ることができます。同プラットフォームの新しい HTML5 フレームワークにより、自動車メーカーは常に新しいコンテンツを自動車に提供し、最新のモバイル アプリケーションを求める消費者に対応、また、層の厚い開発者人口を活用することができます。QNX CAR 2 アプリケーション プラットフォームの一般リリースは、2012 年半ばの予定です。

CES 2012で展示される QNX パートナーの技術

Denso — QNX ソフトウエア システムズの顧客である Denso International America, Inc., では、同社が新しく開発した HTML5 ベースのユーザー インターフェイスを展示します。これは QNX CAR 2 アプリケーション プラットフォームをベースにしており、自動車メーカーは複数のプログラムを容易に管理することができます。DENSO によるシステムは、ネイティブ、ハイブリッド、ウェブの各アプリケーション開発管理を自動車メーカーが容易に、そしてシームレスに行えるようにします。同社によるプライベート デモは、ラスベガス ヒルトンの Denso ブースで行われます。Denso ではまた、同社のユーザー インターフェイスとフレキシブルなプラットフォームを今週デトロイトで開催される American International Auto Show で展示します。

nfuzion — QNX の技術パートナーである nfuzion は、QNX® Neutrino® オペレーティング システムを基盤とした最新の自動車ユーザー インターフェイスを展示します。同社では、デジタル計器クラスタ、ヘッドユニット、後部座席エンターテイメント システムなどを搭載した同社初のコンセプトカー、ミニ クーパー カントリーマンがべラージオ ホテル サウスタワーにて披露されます。nfuzion による QNX ソフトウエア ベースの HMI nTactic Framework では、自動車メーカー固有のユーザーインターフェイス管理と展開が簡単にできるので、自動車ブランドの確立と消費者個人の好みにあわせたカスタマイズに対応することができます。実装アーキテクチャでは、5つのスクリーンが対話を行い、自動車オーナーはディスプレイをカスタマイズしメディアコンテンツを管理することができます。

Freescale Semiconductor — Freescale では、同社のプライベート スイートにおいて、i.MX 6Quad アプリケーション プロセッサ上で実行する QNX CAR 2 アプリケーション プラットフォームを展示します。i.MX 6シリーズ プロセッサは、 QNX CAR 2 ソフトウエア プラットフォームに最適な高度なパフォーマンスとグラフィックス機能を提供します。

Texas Instruments — Texas Instruments Incorporated (TI) では、同社のOMAP™ および C6000™ Jacintoプラットフォーム、WiLinkTMおよび BlueLinkTMワイヤレス コネクティビティ ソリューションを活用した次世代 QNX CAR 2 アプリケーション プラットフォームによる HTML5 ベース自動車用 HMI リファレンス設計を展示します。機能の見どころとして、音声認識、最新グラフィックス、HD RadioTM ソフトウエア定義無線、強化されたコネクティビティ、リモートウェブ閲覧、1080p HD ビデオ機能、その他最新の自動車向け機能が挙げられます。同社のデモはラスべガス ホテルで行われます。

「今年の CES では、QNX ソフトウエア システムズは、自動車およびモバイルデバイスとの対話が、HTML5 によりどのように変わっていくかを強調しています。QNX CAR 2 アプリケーション プラットフォームは、自動車内でも最新の情報とサービスを使用したいという消費者のデマンドが急速に高まる中、自動車メーカーによる対応を促進する上でのカギとなります。」と、QNX ソフトウエア システムズの営業マーケティング VP である Derek Kuhn は述べています。

QNX ではまた、CESブース3 にて同時開催される Consumer Telematics Show (CTS) でも QNX CAR 2 アプリケーション プラットフォームを展示します。さらに、QNX では、CTS および AT&T Developer Summit にて以下の日程で講演を行います。

  • Consumer Telematics Show — “Competing Visions for the Ultimate Operating System” 於マンダレイ ベイ 1月9日 3:55 - 4:30 pm
  • AT&T Developer Summit — “HTML5 for automotive infotainment: What, why, and how?” 於 パームス カジノ リゾート 1月9日 5:25 pm

QNX ソフトウエア システムズのソフトウエア技術は、世界中で数百万件におよび車載システムでライセンスされており、デジタル計器クラスタ、ハンズフリー システム、マルチメディア ヘッドユニット、コネクティビティ モジュール、3D ナビゲーション システムなどで使用されています。

QNX ソフトウエア システムズについて

QNX ソフトウエア システムズは、Research In Motion Limited (RIM) (NASDAQ:RIMM; TSX:RIM) の子会社であり、ネットワーク対応組込みシステム市場向けのオペレーティング システム、開発ツール、プロフェッショナル サービスのリーダー的ベンダです。アウディ、シスコ、ダイムラー、ゼネラル エレクトリック、ロッキード、シーメンスといった世界的リーダーが、車載テレマティクス ユニット、ネットワーク ルーター、医療機器、産業制御システム、警備防衛システムなど、時には人命に関わるよう基幹アプリケーションで QNX の技術に依存しています。1980年に設立された QNX ソフトウエア システムズは、カナダのオタワ市に本社を置き、世界100ヶ国以上に製品を出荷しています。www.qnx.co.jp をご覧ください。