QNX が医療デバイス開発向けの IEC 62304 規格対応RTOSを発表

2012年2月28日 オタワ ネットワーク対応の組み込みシステム向けソフトウエア プラットフォームのリーダーである QNX ソフトウエア システムズは、医療機器メーカーに対する製品およびサービスの拡張を発表しました。点滴ポンプ、患者モニタリング装置、血液分析システム、MRI機器、外科ロボット システムその他、規制認可の取得を必要とする、安全性が不可欠な製品を扱うメーカーにおける開発工数削減の支援を目標としています。

今回の拡張製品には、ソフトウエアのライフサイクルを対象としたIEC 62304 医療デバイス規格に準拠する医療機器向けの新しいQNX ® Neutrino ®リアルタイム オペレーティング システム(RTOS)が含まれます。また、実地検査、proven-in-use データ、安全性に優れたシステムの設計についてのトレーニング コース、コンプライアンス要件対応支援なども利用可能となります。

「医療用デバイスのメーカーは、増大する規制上のプレッシャー、システムの複雑化、コネクティビティ要件などへの対応を迫られていますが、同時にシステムをシンプルかつ直感的に使えるものにしなければなりません」と、QNX ソフトウエア システムズの製品管理ディレクターである Grant Courville は述べています。「医療機器その他、安全性が必須の組み込みアプリケーションにおける QNX の豊富な経験を活かし、開発およびFDA 510k などのコンプライアンス要件への対応においてお客様を支援するトレーニングやコンサルティング、製品とサービスのパッケージを開発しました。」

医療機器向け QNX Neutrino RTOS は、血管造影、血液浄化療法、眼科レーザー手術、血液動態モニタリング、心電図記録、麻酔モニタリングといった分野の医療システムで実績がある QNX Neutrino RTOS に基づいています。

拡張製品とサービスに加え、医療機器メーカーはQNX ® Momentics ® ツールスイートを活用することもできます。Eclipseベースの開発環境である本スイートには、ソフトウエア動作を最大限に可視化するプロファイリング ツール等が含まれています。また、幅広い QNX ® パートナー エコシステムを通じ、プロセッサ、プロトコル、ツール、パッケージ ソリューション等の活用も可能です。

リリース時期

医療機器向け QNX Neutrino RTOS は2012年第二四半期にリリースが予定されています。本リリースで言及されているサービスに関しては現在ご利用可能です。

QNX ソフトウエア システムズについて

QNX ソフトウエア システムズは、Research In Motion Limited (RIM) (NASDAQ:RIMM; TSX:RIM) の子会社であり、ネットワーク対応組込みシステム市場向けのオペレーティング システム、開発ツール、プロフェッショナル サービスのリーダー的ベンダです。アウディ、シスコ、ダイムラー、ゼネラル エレクトリック、ロッキード、シーメンスといった世界的リーダーが、車載テレマティクス ユニット、ネットワーク ルーター、医療機器、産業制御システム、警備防衛システムなど、時には人命に関わるよう基幹アプリケーションで QNX の技術に依存しています。1980年に設立された QNX ソフトウエア システムズは、カナダのオタワ市に本社を置き、世界100ヶ国以上に製品を出荷しています。 www.qnx.co.jp をご覧ください。