QNX とルネサス、QNX CAR アプリケーション プラットフォームで R-Car SoC をサポート

QNX ソフトウエア システムズがルネサス R-Car コンソーシアムに参画、長年の協業実績を拡大し、自動車業界へのさらなる貢献を目指す

2013年5月7日 オタワ、東京— QNX ソフトウエア システムズ(QNX Software Systems Limited) とルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:鶴丸 哲哉、以下ルネサス)は本日、QNX CARTM アプリケーションプラットフォームをルネサスの車載情報端末向けSoC(システムオンチップ)「R-Car」シリーズでサポートしていくことを発表しました。これにより、自動車企業による最新インフォテイメント システムの開発工数削減に寄与していくことを目指します。両社による協業拡張の一環として、QNX ソフトウエア システムズがRenesas R-Car コンソーシアムに参画することも合わせて発表されました。Renesas R-Car コンソーシアムは、次世代車載ソリューションの開発期間短縮(開発加速)と、自動車メーカーおよびティアワン サプライヤ各社に対するサポート体制の拡充などを目的としたパートナープログラムです。

ルネサスのR-Carシリーズは、組込み型ナビゲーション ユニットを含む車載 情報端末用の高性能プラットフォームを提供し、ローエンドからハイエンドまで幅広いシステムに対応します。R-Car シリーズは動画やオーディオの高性能マルチメディア対応、高度な 3Dグラフィックス表示等をはじめ、画像認識などの運転支援の機能を強化し、多様化する車載情報機器のニーズに対応し、次世代インフォテイメントの実現に貢献します。ルネサスは2013年3月に最初の第 二世代R-Car シリーズ「R-Car H2」をリリースしました。QNX とルネサスは、今後の継続的な協業において、R-Car H2のサポートも含めていく予定です。

インフォテイメントシステム用のQNX CAR アプリケーション プラットフォームは、QNX ソフトウエアシステムズおよびエコシステム パートナー数十社による豊富な統合済み技術セットに対応しています。数千万台にのぼる自動車で搭載実績を有するQNX® 技術を基盤としたこの統合プラットフォームは、自動車メーカーによる開発をスピードアップし、ネットワーク接続に対応するメディア機能が豊富なインフォテイメント システムの構築にかかる時間を削減します。

「ルネサスは弊社が世界中で自動車関連事業を拡張していく上で、非常に重要なパートナーです」と、QNX ソフトウエア システムズの戦略アライアンス部門ディレクターであるLinda Campbell は述べています。「ルネサスとQNX は、量産プログラムで成功を収めてきた長い協業の歴史があり、自動車メーカー各社がグローバル自動車市場で競争力を保持していけるような統合済みソリューションを共に提供していくことができます。」

「R-Car SoC プラットフォームは、高性能マルチメディア、表現力豊かなHMI(ヒューマンマシンインタフェース)、3Dグラフィックスなどの機能を備えた、よりスマートな車載システムに対する要望に対応するように設計されています」と、ルネサスの自動車ソリューション事業部 自動車情報システムソリューション部 担当部長である吉田正康は述べています。「ルネサスは自動車における新しい要件に対応する明確に定義されたロードマップを有しており、QNX CARプラットフォームとの組み合わせにより、自動車メーカー、一次サプライヤ各社が直面する課題に迅速に対応することができます。」

QNX ソフトウエア システムズについて

QNX ソフトウエア システムズ(QNX Software Systems Limited)は、Research In Motion Limited (“BlackBerry”) (NASDAQ:BBRY; TSX: BB) の子会社であり、ネットワーク対応組み込みシステム向けのオペレーティング システム、開発ツール、プロフェッショナル サービスのリーダー的ベンダです。アウディ、シスコ、ゼネラル エレクトリック、ロッキード、シーメンスといった世界的リーダーが、車載インフォテイメント ユニット、ネットワーク ルーター、医療機器、産業制御、警備防衛システムなど、時には人命に関わるような基幹アプリケーションで QNX の技術に依存しています。1980年に設立された QNX ソフトウエア システムズは、カナダのオタワ市に本社を置き、世界100ヶ国以上に製品を出荷しています。 http://www.qnx.co.jp をご覧ください。