QNX が Elektra 最優秀組み込み製品賞を受賞

車載テレマティクスとインフォテイメント市場におけるグローバル リーダー、QNX ソフトウエア システムズは、 QNX® Aviage® 音響処理スイートが2008 年度の Elecktra Award 年間最優秀組み込みシステム製品賞を受賞したことを発表しました。Electronics Weekly が主催する年間 Elektra Award は、エレクトロニクス業界における優秀な技術とイノベーションを表彰する賞です。QNX は、ドイツのミュンヘンで同賞を受賞しました。

QNX Aviage 音響処理スイートは、自動車向けハンズフリー システムの開発コストを劇的に削減し、同時に品質を向上させる画期的はソフトウエア製品です。同スイートは、特許アルゴリズムを使用してノイズの多い車内環境で人声を抽出し、これによりハンズフリー通話の聞き取りやすさを改善します。

このソフトウエアを使用すると、音声認識用の専用ハードウエアが不要となり、チューニング プロセスにかかる時間も短縮されます。このため、ハンズフリーおよび音声認識システムを、より幅広い範囲の自動車で実装できるようになります。この技術は、アキュラ、アウディ、BMW、ダイムラー、フィアット、GM、ホンダ、ヒュンダイ、ポルシェその他の自動車メーカーですでに使用実績があり、音声処理専用のハードウエアに代わる小型で効率のよりソフトウエア ソリューションを提供しています。

QNX Aviage 音響処理スイートは、ソフトウエア アルゴリズムのモジュラー ライブラリを提供するため、カスタマイズ性が高くなっています。設計者は、アプリケーションのニーズにあわせて、個別に、または組み合わせてモジュールを使用することができます。使用可能なモジュールとして、音響エコー キャンセレーション、ノイズ抑制、自動ゲイン制御、ダイナミック レベル制御、パラメトリック イコライゼーション、バンド幅拡張、風切り音除去その他多くを取り揃えています。このモジュラー アーキテクチャと複数プロセッサおよびDSPのサポートにより、アップデート、修正、複数製品ライン間でのキット再使用を簡単に行なうことができます。

「ハンズフリー電話キットと音声認識システムは、運転者が手をハンドルから、目を道路から離さずに済むため、こんにちの自動車で非常に大切になっています」と、QNX ソフトウエア システムズの製品管理ディレクターである Kerry Johnson は述べています。「今回の受賞は、QNX Aviage 音響処理スイートが、ハンズフリー システムの使いやすさを全く新しいレベルに到達させ、また、手ごろな価格での実装を可能にした証であるといえるでしょう。」

QNX ソフトウエア システムズについて

ハーマン インターナショナル (NYSE: HAR) の一員である QNX ソフトウエア システムズは、リアルタイムの組み込み OS 技術の業界リーダーです。コンポーネント ベースのアーキテクチャによる QNX®Neutrino® RTOS、QNX Momentics® 開発スイート、および QNX Aviage ミドルウエアは、業界で最も信頼性が高くスケーラブルなシステム構築プラットフォームを提供、イノベーティブかつ高性能な組み込みシステム構築を支援します。シスコ、ダイムラー、ゼネラル エレクトリック、ロッキード マーチン、シーメンスなどの世界的なリーダーが、ネットワーク ルーター、医療器具、車載テレマティックス ユニット、警備防衛システム、産業ロボティックスその他、時には人命に関わるような基幹アプリケーションで QNX の技術に依存しています。1980 年設立の QNX ソフトウエア システムズはカナダのオタワ市に本社を置き、世界 100 ヶ国以上に製品を出荷しています。