自動車ソフトウェア開発を効率化
IVY は、車両上のすべてのシステムから集めたデータを標準化し、車両エッジでの機械学習処理を可能にします。これにより、データドリブンな新しいサービスを創出し、運用コストの削減や新しいビジネス及びドライバーバリューを生み出します。
エッジの活用
システム全体に渡る標準化
独自の技術とデータを所有
データをエッジで処理(車載)
データ中心の車載グレードのミドルウェア抽象化
使いやすいAPI、SDK、ツール
クラウドで実現する直感的な運用ワークフロー
サードパーティソリューションの統合を簡素化
IVY イノベーションファンド
リソース
IVYについてよくある質問
IVYとは?
IVYは、クラウドで接続された車載ソフトウェアプラットフォームで、自動車メーカーが安全に車両センサーデータにアクセスし、車両上でデータを処理することができます(機械学習モデルを含む)。これにより、一貫性があり、シンプル、かつ安全性に準拠した車載APIメカニズムを通してソフトウェア開発者と新しく、豊富なデータインサイトを共有することができるようになります。
IVYの開発者は誰?
IVYは、QNXとAmazon AWSによる共同開発です。
QNXとは?
QNXは、世界で最もクリティカルな組み込みシステムに関する運用システム、ハイパーバイザー、ツール、サポート、そしてサービスを提供しています。QNXは、自動車業界における安全認証された組み込みソフトウェアのマーケットリーダーです。QNX®のソフトウェアは、自動車メーカーとティア1(Aptiv、 BMW、 Bosch、Ford、GM、Honda、Mercedes-Benz、Toyota、及びVolkswagenなど)に、幅広い分野の重要システムでQNX®のソフトウェアを幅広い分野の重要システムで使用されています。 QNXソフトウェアは、2億1,500万台以上の車両に組み込まれています。
ソフトウェアセンサーとは?
IVYは、QNXとAmazon AWSによる共同開発です。
IVYは、車載センサーの信号を標準化して車両上のデータを処理することでソフトウェアセンサーを作り出しています。ソフトウェアセンサーを使用することで、発生している事象に関する有意義な情報に開発者が簡単にアクセスできるようになります。例えば、IVYはシートセンサー、ドアロック、シートベルト、車内カメラからのデータを取得し、そのデータを後部座席の占有率というソフトウェアセンサーへと処理します。開発者は、ソフトウェアセンサーの値を読み取るコードを使用することで、車両に搭載された個々のハードウェアセンサーにアクセスすることなく後部座席の利用状況に関する有意義な特性(占有、非占有、子供が占有しているかどうか等)を理解することができるようになります。
ソフトウェアセンサーが自動車メーカーに与えるものは?
ソフトウェアセンサーは、生のセンサーデータを取得し、車両上でソフトウェアセンサーの出力を作成することができます。ソフトウェアセンサーの出力を作成できる機能により、車両メーカーは生データやセンサー自体へのアクセスを提供することなく、新しいサービスや経験を作り出すための車両情報を共有することができるようになります。