QNX Operating System for Safety
この組み込みOSは、IEC 61508 SIL3、ISO 26262 ASIL D、IEC 62304 クラス Cの事前認証を受けています。
組み込みソフトウェア用リアルタイム OS
QNXのセーフティクリティカルな組み込みシステムに特化し向けの事前認証を受けたマイクロカーネルOSと、これらシステムを構築するための事前認定されたツールチェーンが貴社製品の機能安全認証を合理化します。
複雑ながら安全なシステムの構築に最適なQNX® OS for Safetyは、医療機器、産業用制御、航空宇宙、自動車、発電、ロボット、鉄道輸送など、信頼性と機能安全を有する組み込みソフトウェアが欠かせないさまざまな分野で使用されるために設計された、リアルタイムOSです。 セーフティクリティカルなソフトウェアシステムを正しく開発し、認証するために必要な安全認証製品と文書が、QNX® OS for Safetyに含まれています。
QNXのシニアセーフティエキスパート、クリス・ホッブス著作の書籍『セーフティクリティカルシステム向けの組み込みソフトウェア開発』をご希望の方は、ぜひ当社の専門家にお問い合わせください。無料で手配いたします。
QNX Accelerate
QNX OS for Safety 2.2.3 ベースの製品をクラウドで開発できます。
QNX® Accelerateは、BlackBerry® QNX® テクノロジーを活用してミッションクリティカルな組み込みシステムを開発できるようにするための取り組みです。 クラウドの柔軟性、スピード、スケーラビリティを活かすことで、QNX® Accelerateは開発者に新たな可能性をもたらし、よりスムーズなコラボレーションを実現し、開発効率を向上させ、市場投入までの時間を短縮します。
認証手続きを簡素化
顧客が必要とするシステムの開発に重点を置くことができます。 QNX® OS for Safetyは、パフォーマンスと信頼性の要件を満たし、システムの安全認証を円滑にサポートします。
The QNX OS for Safetyは TÜV Rheinlandにより、IEC 61508 SIL 3、ISO 26262 ASIL D、IEC 62304 Class C、EN 50128 SIL 4にEN50657 SIL 4認証されています。さらに、ISO 26262およびIEC 61508のTCL3およびT3の要件に適合したツールチェーンが提供されています。また、当社のC++ライブラリアドオンもISO 26262のASIL B/D認証を取得しています。
QNX OS for Safety は、Safety Element out of Context (SEooC) として利用され、IEC 61508 SIL 3、ISO 26262 ASIL D、IEC 62304 クラスCなどの 安全目標の達成に効果的に貢献します。
クリティカルな機能の保護
ツールチェーンではなく、コードに対して認証を行いましょう
安全認証されたOSと認定されたツールチェーンにより、構築するソフトウェアに自信が持て、認証プロセスも迅速かつスムーズなものに。
QNX OS for Safetyでは、ISO 26262およびIEC 61508に準拠したCおよびC++のツールチェーン(TCL3およびT3)を使用してシステムを構築することができます。システムの作成した部分のみを認証する必要があり、OS や構築に使用するツールチェーンは認証する必要はありません。
使い慣れた QNX Neutrino RTOS API
もしQNX Neutrino RTOSやPOSIX APIに精通しているなら、開発作業を始めるための準備時間は必要ありません。なぜなら、QNX HypervisorはQNX Neutrino RTOS APIと完全に互換性があるからです。
QNX® Momentics® Tool Suiteを使いながら、同じ基盤OS上でセーフティクリティカルなアプリケーションと非セーフティなアプリケーションを開発することができます。